「気になるあの子をギャップでキュンとさせたい。」「ギャップを上手に使って女性にモテたい。」
ギャップ効果を使いこなしてこのような願いを叶えたい男性は山ほどいると思います。
ギャップ効果で女性を惹きつけるには、どんなギャップが女性をキュンとさせるのかという具体例を知り、実践することです。
この記事では、ギャップ集(記事の後半で紹介しています)はもちろん、モテるギャップ戦術まで踏み込んで解説をしています。
ギャップを使いこなせるようになって、意中の女性を振り向かせましょう!
ギャップがもたらす効果
ギャップを使いこなす話に入る前に、まずギャップがもたらす効果についてさらっと復習しておきましょう。
ギャップ効果とは
ギャップ効果とは、「先に抱いていた印象と、後に抱く印象に大きな違いがあったときに、後に抱く印象が通常より強調される効果」のことを指します。
この効果がポジティブに働いたときに異性から好感を得やすいことから、しばしば恋愛における心理テクニックとして紹介されています。
ギャップによる二次効果
ギャップ効果そのものの恩恵は、一つの美点が強調されることによって、実態はともかくその人を魅力的に映すところにあります。
しかし、ギャップ効果のメリットはそれだけに止まりません。二次的な効果として、
- (意外な一面が他にもあるのではないかと想像を掻き立てるため)ミステリアスで奥深い魅力的な人間と思われる
- (めったに見せない意外な一面を見せることで)相手が自分だけが知っている一面だと認識し親近感を抱く
このような効果が期待できます。ギャップのある人がモテるのは、ギャップひとつで様々な効果を発揮できるからだと言えます。
ギャップ戦術の落とし穴
ギャップがもたらす効果は上述のように偉大なものです。しかし、世に出回る戦術には落とし穴があるため、それにはまってしまわないようにここで一度説明をしておきます。
ギャップ効果を簡単に享受にするためによく紹介される戦術が、第一印象でわざとマイナスな印象を見せるということです。
ギャップ効果は元々マイナスの印象がプラスの印象に変化したときに一番効果が高くなるため、この方法は嘘ではありません。確かに、
- 不良が子どもに優しくする(不良→優しい)
- ツンデレ(素っ気ない→甘えてくる)
といったよく取り上げられる代表的なギャップも、上記のようにマイナスからプラスへの印象の変化を例にしています。
しかし、現実はそう簡単ではないのです。仮に第一印象で寡黙な印象を与え、後に明るいキャラでギャップ効果を狙おうとすると、「あの人急に頑張りだしたね。」といったネガティブな評価を受けかねません。
この方法はリスクが高すぎるので絶対にやめておきましょう。第一印象における悪印象は恋愛において致命的です。
モテる男のギャップとは
では、女性を惹きつけるため、さらに言えば目当ての女性と恋愛的に上手くいくためには、どのようなギャップ戦術を取るべきなのでしょうか。モテる男のギャップ術に習って解説していきます。
前ではなく後で見せる要素に重点を置く
ギャップ効果では後に抱く印象が強調されるだけというところに注目してください。大事なのは、初めに抱かれる印象がマイナスであることではなく、後に見せる要素が女性にとって素敵かどうかなのです。
■クールでかっこいい男性が、ふとした瞬間に無邪気な笑顔を見せる
これは「プラス→プラスのギャップ」ですが、もとから素敵だった特徴に加えて、もうひとつ素敵な要素を強烈に印象付けることに成功しています。
■特に期待してなかったが、カラオケにいったら実は歌が超上手かった
これは「期待されていない状態→プラスのギャップ」です。期待されていなかったことに対して高いパフォーマンスが出せたときに起きます。特に歌が下手そうだと思われていなくてもギャップ効果を享受することは十分に可能です。
モテる男は、(殆どが無意識だと思いますが)わざわざ第一印象を犠牲にすることなく、後に見せる要素が素敵かという視点でギャップを見せているのです。つまり以下に〇で記したような見せ方が推奨されます。
- 〇 プラスの要素 → プラスの要素によるギャップ
- 〇 期待されていない状態 → プラスの要素によるギャップ
- △ マイナスの要素 → プラスの要素によるギャップ(※既に悪印象を持たれている場合は活用の余地あり)
ギャップの種類をいくつも持つ
「ギャップを一度見せたら終わり」では、中々恋愛まで発展しづらいです。その弱点を克服するには、見せられるギャップの総数を増やすしかありません。モテる男性はこのギャップのカードをいくつも持っているのです。
どうしたらギャップのカードを増やせるかというと、
口頭で自分の強みを語らない
これだけで大丈夫です。ギャップの種類をいくつも持つために小細工は必要なく、ただ、あなたの持つ様々な一面を隠しておけばいいのです。
ゼミの合宿のスポーツレクで、サッカーが上手いことを披露しても、既に中学高校でサッカー部であることが知られていると、「〇〇くんは中高で部活やってたからね。」となってギャップになりません。
逆にサッカー部だと知られていない場合は、「〇〇くん、あんな運動神経いいんだ!」とギャップ効果が得られるわけです。
人は承認欲求に駆られてついつい過去の栄光などを喋りがちですが、その実態を見せるときまで胸の内にしまっておきましょう。これを意識するだけで見せられるギャップの種類が大幅に拡がります。
ギャップの事例集
実際に女性がキュンとした男性のギャップについて載せておきます。実際に私が聞きまわって得た回答ですので、今後も新たな回答が得られ次第更新していきます。
※以下は『どんなときにギャップを感じて素敵だと思いましたか?』に対する回答です。分かりやすさを重視し、実際の回答の文言を修正、またカテゴリ分けをしています。
プラスの要素 → プラスの要素によるギャップ
- 明るいキャラの人が、真剣な顔つきで仕事をしている姿をみたとき
- 頭がいい人が、運動もできると分かったとき
- いつも元気で面白い人がカラオケでバラードを上手に歌っていたとき
- 天真爛漫な人に、家族に渡すプレゼントの相談をされたとき
- なんでもできる天才だと思ってた人が、裏ですごい努力をしてると知ったとき
- しっかりしている人が、遊園地ではしゃいでる姿をみたとき
- 責任感が強くて真面目な人が、飲み会の席で楽しそうに笑っていたとき
期待されていない状態 → プラスの要素によるギャップ
- いつも自信満々な人が、自分の前で弱音を吐いたとき(可愛くて母性本能がくすぐられた)
- 文化祭で初めてダンスをしている姿をみたとき
- 何気なく車道側を歩いてくれているのに気付いたとき
- 初デートでお洒落なカフェに連れていってくれたとき
- 家に遊びに行ったときに振る舞ってくれた料理が美味しかったとき
- 普段物静かな人が、好きなことについて熱く語っているとき
- アウトドア派の人が、実は読書家でもあると知ったとき
- いつもバカしている人が、色んな知識に通じていると分かったとき
- 大人しい人が、仕事でリーダーシップを発揮していたとき
- 電車で急に席を立ったと思ったら、お年寄りに譲るためだと知ったとき
- 外国人に道を聞かれ、英語で返す姿をみたとき
マイナスの要素 → プラスの要素によるギャップ
- 普段は面倒くさがる人なのに、人が足りないときに率先してイベントの跡片付けをしていたとき
- 金髪のチャラチャラしてる男性がスーパーでエコバックを使ってるのをみたとき
- 厳しい上司が、仕事でミスをした私に気を遣ってくれたとき
- 普段は自分のことしか考えてない人が、気を利かせてくれたとき
- いつもいじってきてうざいと思ってた人が、2人のときに優しくしてくれたとき
- 遊んでそうな人が実は一途だったとき
番外編:外見のギャップ
内面ではない分、効果が短期的になりやすいため、あまりモテにはつながりませんが、番外編として見た目のギャップについても回答を挙げておきます。
- いつもメガネをかけている人がコンタクトにしたとき
- 私服がださい人がスーツ姿になったとき
- 長髪から清潔なショートヘアに変わったとき
- 強面なのに可愛いストラップをバッグについけていたとき
- 服を脱ぐとマッチョだったとき
まとめ
・ギャップがもたらす効果は、一つの美点が強調されることによって、実態はともかくその人を魅力的に映すところにある
・ギャップによる二次的な効果は次の通り。
-(意外な一面が他にもあるのではないかと想像を掻き立てるため)ミステリアスで奥深い魅力的な人間と思われる
-(めったに見せない意外な一面を見せることで)相手が自分だけが知っている一面だと認識し親近感を抱く
・第一印象でわざとマイナスな印象を見せるギャップ戦術はリスクが高すぎるのでオススメできない
・モテる男は、前ではなく後で見せる要素に重点を置き、かつギャップの種類をいくつも持つことによってギャップ効果を最大限に享受している
・ギャップのカードを複数持つコツは、口頭で自分の強みを語ってむやみに起こりうるギャップの総数を減らさないこと