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幸せな恋愛をする方法とは。不幸な恋愛の原因は付き合い初めにあった!?

幸せな恋愛をするカップル

 
「恋愛してても幸せじゃない気がする、、」「付き合ってても喧嘩ばかり、、」「付き合ってもすぐ別れてしまう、、」
 
このように恋愛そのものに悩みを抱えている方はかなり多いと思います。幸せのためにしている恋愛が、逆にあなたを苦しめてしまうことはよくあることです。ただ、せっかく恋愛するなら幸せになりたいのは誰もが願うこと。
 
この記事では、不幸な恋愛の原因は何なのか、幸せな恋愛とはどういうもので、どうしたら幸せな恋愛ができるのか、これらについて数多くの恋愛相談を受けて分かったことを書いています。
 
 
 

なぜ不幸な恋愛に陥ってしまうのか

幸せな恋愛をするために、まず不幸な恋愛をしてしまう原因について知る必要があります。問題点が分かれば自ずと解決策は決まってくるからです。
 

不幸な恋愛をしてしまう2つの原因

幸せでない恋愛をしている人は、大きく分けると次の2つの原因によって不幸を感じています。
 
  1. 本当の恋でないのに付き合い始めてしまう
  2. 恋人との関係がマンネリしてしまっている
2については分かりやすいですが、1についてはピンとこない方もいるかもしれません。大抵の方は、好きじゃない人と恋愛するはずがないですから。
 
ですが、不幸な恋愛を訴える方の約8割において、不幸と感じる原因を突き詰めると「本当の恋でないのに付き合い始めてしまう」が主たる要因となっていることが多いのです。
 
「恋人との関係がマンネリしてしまっている」に対する解決策は、以下の記事で詳しく取り上げているので、この記事では、「本当の恋でないのに付き合い始めてしまう」について深堀していきたいと思います。

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本当の恋とは

ここでいう本当の恋とは、時間をかけて見極めた末に好きだといえる恋のことです。私の考えでは、恋には段階があり、
 
①友人・知り合い
 ↓
②お気に入り
 ↓
③燃え上がりの恋
 ↓
④本当の恋
 
というステップを踏みます。このステップを進むうえで重要なのが相手と接する時間なのですが、多くの場合、時間を十分にかけることなく「④本当の恋」に達する前、②や③の段階で付き合ってしまいます。
 
これが不幸な恋愛の一番の要因となっているのです。「恋の段階説」については後ほど詳しく説明します。
 

本当の恋でないために起きる不幸

本当の恋でないのに付き合い始めてしまう、つまり「②お気に入り」や「③燃え上がりの恋」の段階で付き合うことに潜む問題は、お互い相手のいいところしか見えていないということです。
 
このとき、見えていない部分は自らの理想で穴埋めしてしまっていることが厄介です。いわゆるマスク美人というものです。見えていない目より下の部分を自分の理想で補っているため美人に見えるのです。
 
そのような状態で付き合ってしまうと、互いに接していく中で次のようなことが起きてしまいます。
 

理想と現実のギャップに直面する

見えていない部分を自らの理想で埋めているので、相手を知っていくにつれて理想との乖離に苦しむことになります。
 
「俺/私が愛した人はこんなんじゃなかった。もっと○○な人だと思ってたのに。」
「俺/私が好きになったときはそんな人じゃなかった。時間が経って変わってしまった。」
 
よく恋愛相談で聞く言葉です。「もっと○○な人」はあなたが作り上げたマスクの中の姿ですし、「変わってしまった」と嘆く部分は、ただ単に付き合い当初は知らなかった相手の顔です。変わったわけではありません。
 

理想を求めてしまう

また、理想と現実のギャップに直面すると、当然ですが相手に理想を求めてしまいます。
 
「もっと恋人優先にできないの?」
「すぐ機嫌悪くなるのやめてほしい。」
「家デートばっかじゃなくてどっか連れて行ってほしいよ。」
 
1度で解決できるものならば問題ないですが、不満というものは一過性ではありません。もしこうした不満を何度も伝えてしまうと、
 
「ありのままの俺/私を愛してくれているんじゃなかったの!?」
 
となってしまいます。
 
 
とてもではないですが、このような状況下で幸せな恋愛をする方が難しいです。
 
逆に言えば、時間をかけ、相手の嫌なところも含めて見極めた上で好きだといえる本当の恋をして付き合えば、上記のような問題はなくなり幸せな恋愛ができるといえます。
 

恋の段階説

人は誰だって本当の恋をして幸せな恋愛がしたいはずです。にも関わらずなぜ本当の恋でもないのに付き合ってしまうのでしょうか。その理由を明らかにするために先ほどちらと説明した「恋の段階説」の話をします。
 

恋の段階説

 
 
このピラミッドの格段は、周囲に対するあなたの恋愛レベルを示しており、上にいくほどその恋愛レベルに適う相手は少なくなります。また、「相手と接した時間」が長くなければ上段に上ることはできません。
 

友人・知り合い

あなたの周りに最も多くいるボリュームゾーンです。ただの友人や知り合いであり、全くの恋愛対象外です。いくら接する時間が長くとも、この段階で留まることが大半です。
 

お気に入り

「普通よりいいかも。」と思えるような人たちのことを指しており、ここから上段が恋愛対象になります。SNSのお気に入り登録のようなものだと考えてください。人は意識せずとも頭の中でこのような分類を行っています。生物の性かもしれません。
 
この判断を下すのにそれほど時間は必要なく、出会った瞬間、またはそこから仲良くして1ヶ月ほどでお気に入り登録は完了します。
 
男性ならエッチしたいと思える相手、女性なら2人きりでデートしたいと思える相手くらいが基準です。人によって様々ですが、2~3人お気に入りは存在すると思います。
 

燃え上がりの恋

1~3ヶ月ほどお気に入りの相手と接触した末に、お気に入りを超えて「好き!!」と思える相手が現れた状態です。紛れもなく恋なのですが、相手のいいところだけを見た上での恋であるという点が重要です。
 
恋は盲目という言葉は、この状態を的確に表しているといえます。恋のホルモン、ドーパミンが大量に分泌されるため、好きで好きでたまらなくなり、気になるところがあっても目をつむってしまいます。
 
よく付き合い当初は「こんな好きになっちゃってどうしよう!」などと幸せな悩みを抱えるものですが、時間が経過するにつれてその気持ちが風化してしまうことは、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。まさに燃え上がりの恋です。
 

本当の恋

燃え上がりの恋を経て約半年~1年接触し続け、相手の良い面、悪い面を大部分知った状態でなお、好きだと自信を持って言える状態です。
 
大抵の場合、「お気に入り」か「燃え上がりの恋」の段階で交際が始まってしまうので、付き合った後で初めて、本当の恋であるかが明らかになります。
 
しかし、もしこの状態で付き合うことができたのなら、不幸を経験することなく幸せな恋愛にありつくことができるでしょう。
 

本当の恋でないのに付き合い始めてしまう3つの理由

恋の段階説を解説したところで、誰だって本当の恋がしたいにも関わらず本当の恋でないのに付き合い始めてしまう、その理由を整理します。
 
もうお分かりかもしれませんが、その理由は
 
  • 「本当の恋」の見極めに時間がかかるから
  • 「お気に入り」の段階で本当の恋になると信じて先走ってしまうから
  • 「燃え上がりの恋」を本当の恋だと勘違いしてしまうから
この3つです。
 

「本当の恋」の見極めに時間がかかるから

先に説明したように、本当の恋だと分かるのは燃え上がりの恋を経て半年~1年接触し続けた後です。時間がかかるために「そんなに待てない!」となり付き合い始めてしまうのです。
 
冷静に考えれば、何が待てないのだ?となりそうですが、付き合うことにはある欲求を満たす力があるのである意味仕方のないことなのかもしれません。興味のある方は以下の記事を読んでみてください。
 
 
 

「お気に入り」の段階で本当の恋になると信じて先走ってしまうから

「いいかも。」と思っている相手を本気で好きではないと頭では分かっていても、エッチやデートをしてしまうと一時的に盲目になってしまいます。
 
そんな状態で告白されたりすると、「一緒にいたらきっと好きになれるはず!」と考えて勢いで付き合ってしまうのです。
 

「燃え上がりの恋」を本当の恋だと勘違いしてしまうから

一時的にドーパミンが大量に分泌され、脳が「君は今恋をしている!」としきりに理性に訴えてくるため、「この人こそ運命の相手なんだ!」と一切疑うことなく付き合い始めてしまいます。
 
そのまま突き進むと不幸な恋愛に陥ってしまう可能性が大いにあるため、付き合う前に一歩引いて冷静な判断を下さないと後悔してしまうかもしれません。
 

幸せな恋愛を手に入れる方法

幸せな恋愛を手に入れる方法は、何度も申し上げてきたように本当の恋をしてから付き合うことです。相手を理解した上での交際なので、くだらない喧嘩や嫉妬から解放されることはもちろん、付き合ってすぐ別れるということは一切なくなります。
 
逆に、上記3つの理由により本当の恋でない状態で付き合うと、言わずもがな理想と現実のギャップ問題にはまることになってしまいます。
 

本当の恋をして付き合う上での一番の問題点

ただし、問題点もあります。既に説明した、本当の恋でないのに付き合い始めてしまう3つの理由のうち、やはり一番厄介なのは時間がかかることです。半年~1年の時間を必要とするため、必然的に友達以上恋人未満の期間が長くなってしまいます。
 
自分は我慢できても、相手はそんなに待てないはずです。常識的に考えれば、そんな長い期間仲良くしてるのに、なんのアプローチも起こさなければ相手は遊ばれていると思ってしまうかもしれないからです。
 

相手の理解を得て一緒に本当の恋を探す

そこで重要となるのが、この考え方に対して相手の理解を得ることです。相手が「まだ付き合わないの?」「私たち/俺たちの関係って何なの?」という雰囲気を醸し出して来たら、恋の段階説を説明(お気に入りと燃え上がりの恋に気を付けたい程度で大丈夫です)した上で、
 
「○○(相手の名前)とは幸せな恋愛をしたいから、お互いを十分に知った上で付き合うかどうかを判断したい。だから、○○にも俺/私を時間をかけて好きか判断して欲しいし、俺/私もそうする。」
 
などと言いましょう。それか、異性には出会った段階で、自らの恋愛方法を軽く話しておくといいかもしれません。こうすることで、お互いにマスクをしている状態ではなく、きちんと顔をみた状態で恋をすることができます。
 
長い間関わりがあった末に、気を遣う必要のない仲の良い友人を本当の友、親友と呼ぶように、恋愛でも同じようにして惹かれ合い、本当の恋に落ちた相手を恋人と呼ぶのが幸せな恋愛を手にする秘訣です。
 

その他の問題への対処法

問題
「お気に入り」の段階で本当の恋になると信じて先走ってしまう
解決
お気に入りの段階では、何も信じず付き合わないようにすることです。未来のことなど誰にも分かりません。付き合う選択をするのではなく、もっと時間をかけてお互いを知り合おうと提案することが大切です。
 
問題
「燃え上がりの恋」を本当の恋だと勘違いしてしまう
解決
付き合う判断をする前に、相手の嫌なところも見えた上で好きと自信を持って言えるか、冷静に考えるのが良いです。盲目になっていないか、相手のことだけでなく、自分自身も多くをさらけ出せているか、という点にも注意しましょう。
 

まとめ

幸せな恋愛はできそうでしょうか。私自信、長らく恋愛に対して不満に感じることが多く、どうしたら幸せな恋愛ができるのかと相当期間悩み続けました。
 
結果行き着いたのが恋の段階説であり、その考え方を用いて今では本当に幸せな恋愛ができています。この記事を読んだあなたの恋愛もきっと幸せなものになると確信しています。
 
最後にこの記事をまとめて終わりたいと思います。ここまで読んで下さりありがとうございました。
 
・不幸な恋愛に陥ってしまうのは、本当の恋でないのに付き合い始めてしまうため
・恋には段階があり、「①友人・知り合い→②お気に入り→③燃え上がりの恋→④本当の恋」というステップを踏む
・本当の恋とは、時間をかけて見極めた末に好きだといえる恋のこと
・本当の恋でないために次のようなことが発生し、付き合った後で不幸を感じてしまう
 -理想と現実のギャップに直面する
 -互いに理想を求めてしまう
・そもそも本当の恋でないのに付き合い始めてしまうのには次に挙げる3つの理由がある
 -本当の恋の見極めに時間がかかるから
 -「お気に入り」の段階で本当の恋になると信じて先走ってしまうから
 -「燃え上がりの恋」を本当の恋だと勘違いしてしまうから
・幸せな恋愛を手に入れる方法は、これらの問題に対処して、本当の恋をしてから付き合うことである