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好きな人は複数できる?2人を同時に好きになる心理と後悔しない選択とは

2人の好きな人で悩む女性

 
付き合ってるXのことが大好きなはずなのに、Yに惹かれている自分がいる。。
 
このような状態に陥ってしまうと、「好きな人ってそもそも2人できるものなの?」「どっちかを選ばなきゃいけないけど、どうしたらいいか分からない。でもこのままずるずる行くのも嫌だ…。」
 
などと様々な疑問や罪悪感に悩まされると思います。果たして自分が本当に納得できる答えは存在するのでしょうか。
 
この記事では、そもそも2人を同時に好きになるのかに対する見解と、好きな人が複数できた場合に、後悔しないためにとるべき対処法を徹底した現実主義の立場から解説しています。
 
 

2人を同時に好きになる心理

結論からいうと、2人を同時に好きになることはあり得ます。好きな人は1人しかできないものだと信じている人もいますが、それは理想であって現実ではありません。
 
人間は動物なので、より優秀な子孫を残すために、本能的に複数の異性を将来のパートナーとして視野にいれることはいたって普通のことなのです。
 
2人を好きになってしまったということは、たまたま自分にとって魅力的な人が近くに複数いたからであって、決して不誠実なことではないので罪悪感を抱く必要はありません。
 
ただし注意しなければならないのは、2人への想いは大枠で「好き」という気持ちにまとめられても、その中身は全く違う可能性が高いということです。
 
あなたも既にぼんやりとその違いに気づいていると思いますが、その違いがどんなものなのかしっかり認識することで、後悔しない選択をするヒントを得ることができるでしょう。
 

後悔しない選択をするには

後悔しない選択をするには、2人への本当の気持ちや恋愛の現実と向き合った上で、自らが考える最善の選択を導き出す必要があります。その際に考えるべきことを以下にステップ化しました。
 
  • STEP1 2人を恋愛的にどう思っているのかを知る
  • STEP2 理想を捨て、現実を見る
  • STEP3 あなたの本当の気持ちに優先順位をつける
この3つのステップを踏むことで、後悔しない選択に行き着くことができるでしょう。全てのステップを踏まずとも解決する場合もあるので、その際はすぐに行動に移してみてください。
 

STEP1 2人を恋愛的にどう思っているのかを知る

2人を同時に好きになることはあり得ますが、2人に対し、どちらも同じレベル感の恋をしているとは考えにくいです。ここでは、恋の段階説に沿って、あなたの2人に対する気持ちを明らかにします。
 

恋の段階説

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このピラミッドは、あなたの周りの人たちへの恋愛レベルを示しています。恋の段階説については、こちらの記事で詳しく取り上げています。

www.motechnique.com 

 
恋の対象として悩む2人がどこに位置しているかを知ることで、この後に取るべき行動が分かるはずです。
 
  • 友人・知り合い そのままの意味。恋愛対象外。
  • お気に入り 「普通の人よりいいかも。」と思えるような相手。ここから先が恋愛対象。判断に必要な期間は出会った瞬間~1ヶ月ほど。
  • 燃え上がりの恋 相手のいいところだけを見た上での盲目的な恋。好きという気持ちは間違っていない。判断に必要な期間は1ヶ月~3ヶ月ほど。
  • 本当の恋 相手の良い面、悪い面を大部分知った状態でなお、好きだと自信を持って言える恋。判断に必要な期間は半年~1年ほど。
 

恋の段階をヒントに考える

新参者Yへの恋愛レベルは?

例えば、まず付き合っている恋人XではないYに対して、「お気に入り」や「燃え上がりの恋」でないかを疑いましょう。さほど接触期間が経過していない場合は特にあてはまることが多いです。
 
この場合、その先の「本当の恋」に発展するかは、時間をかけて接触し続けないことには分かりません。Yを選択するということは、Xを捨ててその可能性にかけるということになります。
 

恋人Xへの恋愛レベルは?

では、今付き合っている恋人Xはどうでしょうか。Xと半年以上の濃い接触がある上で、XとYで悩んでいるのであれば、Xに対して本当の恋をできているか疑うことが大切です。
 
恋愛を難しくする要因の1つに、"情"の存在があります。特に交際を始めた相手に対しては、お気に入り以上の段階に位置していると、この情が生まれやすく、あなた自身に嘘をつく原因となってしまいます。
 
付き合うことによって満たされている欲求も、本当の気持ちを知る上では邪魔になってしまうかもしれません。
 
 

家族愛?マンネリ?

よく「Xとの関係は家族愛になっただけで好きなことは間違いない」と自分に言い聞かせる人がいますが、厳しい言い方をするとXは"情のうつったお気に入り"である可能性が高いです。Xへの執着は実は情ではないか、と一度問いかけてみましょう。
 
もし情ではないと自信をもっていえるのなら、ただのマンネリだと考えられます。Yへの想いはXとのマンネリに対する一時的な反発かもしれません。少し時間をおいて、マンネリを解消するよう努力するのがベストです。
 
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どちらにも恋していない?

もし、X、Y共に接触期間が短いのであれば、本当の恋に落ちるかはどちらとも時間をかけてコミュニケーションしなければ分からないため、今すぐに決めることは現実的に不可能です。後悔しないためには、もう少し時間をかける必要があります。
 

STEP2 理想を捨て、現実を見る

2人への恋愛レベルを知っただけでは、決断を下すことが難しい場合もあります。このステップでは叶わない理想を捨て去り、より現実的な解決策を見出すために妥協すべきポイントを説明します。
 

2人を同じ土俵で比べることはできない

当たり前ですが、2人と出会った時期や恋人や友達といった現在のステータスが違う以上、2人を同じように比べることはできません。本当はどっちの方が好きか、などは平等に比べられる土俵が無ければ決められるわけがないのです。
 
材料が揃わない中で精一杯検討し、選択するからこそ後に悔やむことを食い止めることができるということを覚えておかなければなりません。
 

全員が幸せになることは99%あり得ない

悩む人は、しばしば全員がWin-Winであることを望んでしまう傾向にあります。自分の幸せに加え、他の誰も傷つかない道を必死に探してしまいます。気づくべきは、全員がWin-Winにならないからこそあなたは悩んでしまっているということです。
 
傷つける覚悟を持たなければ、後悔しない選択などできるはずがありません。
 

人は誰だって自分の幸せしか考えない

人は、自分のことを常に1番に考える生き物です。こう書くと反論されてしまいそうですが、
 
「周りが幸せであればそれでいい」とか「自分より他人が傷つくのを見たくない」などという気持ちが芽生えるのは、周りが幸せなことが自分の幸せに繋がる、とか、傷つけることによって自分が辛い思いをしたくない、という自分本位の気持ちが根底にあります。
 
何も悪いことではないのですが、道徳的に美しくないため多くの人は目をつむってしまいがちです。しかし、この事実にしっかり向き合わなければ優先順位を見誤り、望まない選択をしてしまう可能性が高くなってしまいます。
 

100%納得できる解決策はない

仮に理想の状態を、「XともYとも付き合って、それを知ったとしてもXもYも気に留めない状態、かつ、あなた自身が罪悪感を抱かずに2人を愛せる状態」だとしましょう。
 
この時点で100%納得できる解決は、奇跡が起きない限り起こり得ないことが分かります。納得感を求めれば求めるほど泥沼にはまってしまう、そのような負のスパイラルに陥らないようにすることが大切です。
 

STEP3 あなたの本当の気持ちに優先順位をつける

では、妥協しなければならないポイントが分かったところで一体何をすればいいのでしょうか。あなたが本当はどうしたいかを知り、後悔しない最善の選択をするために必要なことは、妥協点や現実を直視した上で、自らの欲求に優先順位をつけることです。
 
人によって欲求の優先順位は様々です。例えば、恋愛による幸せよりも、"誠実でありたい"という気持ちが最も大切な人は、2人を同じ土俵で比べることはできないのだから、何より「早く決断する」という選択をすべきです。この場合、2人を天秤にかける時間を減らし、誠実な自分を体現することができます。
 
"できるだけ傷つけたくない"という気持ちが1番であれば、全員が幸せになることは99%あり得ないのだから、ふってしまったときにXとYどちらがより傷つくかを考え、より傷ついてしまう方を恋人として選ぶべきです。
 
"本気の恋をしたい"という気持ちを最も優先したいのなら、不誠実を捨てる覚悟、傷つける覚悟をもって、嘘をついてでも、2人を時間をかけて見極める行動を取るべきでしょう。
 
優先順位をつけるということは、2つの相反する欲求を同時に叶えることを諦めることです。"誠実でありたい"と"本気の恋をしたい"を両方叶えることをきっぱり諦め、どちらに比重を置くと自らが最も幸せかを考えれば、自ずと答えは見つかるはずです。
 
完璧に納得できる解はなく、人間はどうあっても自分本位で動く以上、この優先順位付けという行為こそが、現状あなたが最善の選択をするために必要なことなのです。
 

おわりに

いかがだったでしょうか。かなりシビアな部分もあったかと思いますが、ここまで考えても答えが出ない場合は、現状の2人との関係性が自分にとって最も都合がいい、とか、悩んでいる今が1番楽、といった状況なのかもしれません。
 
因みに僕が同じ状況に陥った場合は、どちらも離れてしまう覚悟でXとYどちらにも真実を伝え、見極めるために時間を使わせてほしいと頼みます。そして、それを待ってほしいとは頼みません。僕にとっては、"素直であること"と"本当の恋をする"ことが1番大切だからです(この2つの要素はバッティングしません)。
 
この記事を読んでもらって、少しでも決断を後押しできたらと思っています。皆さん是非素敵で幸せな恋愛をしてください!では。